拝啓、まみ様

昔いった旅行のことを思い出しながら、ぼんやり記録を書いています。

カテゴリ: 家にいながら豊かな人生

私は一時期、凶悪犯罪にものすごく興味があったのね。なんだろう。人間ってこんなに怖いんだなって、どんどん深淵がのぞきこみたくなってしまって…。
怖すぎて、買った本は売ってしまったものが多いんだけど。

今日は、怖い…でも面白い…な本を紹介しますね!

■悪の教典 
 

一時期、サイコパス、ってよく話題になったよね。
他の人の考えていることはわからないし、基本的にコミュニケーションは失敗するものだと自分に言い聞かせているけれど…こんなにも違う人がいるのか、と、背筋が凍る。

生徒といい仲になった(ように見える)ところも、うすら恐ろしい。


■バトル・ロワイアル


生徒が殺しあう、ってことばかりが話題になった本だよね。もちろん、この設定のドライブありきの本ではあるわけです。

でも、ただそれだけじゃ、こんなに話題にならない。クラスの何人もの生徒を細かく細かく描写しているところ、仲のいい生徒たちの微妙な書き分け、心の交流、そういうところが丁寧で面白い。だから、だれかがいなくなってしまったときや裏切られてしまったとき、衝撃が大きい。

ただ、残酷描写はやっぱり多いので、そういうのが苦手だったら注意してね。夜は読まない方がいいかも…。


■悪童日記


世界大戦まっただなか、都会を出て、ひなびた場所に住むおばあちゃんの家に預けられた双子。生き延びるために、心揺れないための訓練を自主的に行っていく。




シンプルな装飾のない文で淡々と書かれた小説(その理由も、あとでわかる)。

三部作で、どれも面白いのだけれど、文体の斬新さや結末の意外さで、私はこれが一番だと思ってる。


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私ね、人生相談を聞いたり読んだりするのが好き。
最近聴けてないけれど、『生活は踊る』という番組内の人生相談コーナーも、大好き。前身の番組から聴いてる。

人の悩みは尽きることがないから、飽きない。私と同じような悩みなら、生きやすい価値観がもらえたりするし、違う悩みなら、他の人のことを考えるヒントになる。
もちろん、相談に乗る人の器ありき、だけど。

ということで、「こんな器の人には相談しちゃうよね!しちゃうしちゃう!」と私が思っている人生相談の連載を、紹介するね。今日はその一(続くのかな?)。

RHYMESTER宇多丸さんの人生相談!

連載が掲載されているのは、女子部JAPANというサイト。
毎週土曜日に更新されてるのね。

宇多丸さんは、ラッパーでありながら、映画評論やアイドル研究(?)など、
多方面に詳しい方。
でも、宇多丸さんの魅力は、それだけじゃない。
「思考停止になっていない」ところ、目を開かせてくれるところだと、思うの。

例えばこんな相談があったのね。

==以下、斜体はこちらのページ(女子部JAPAN)からの引用。==

【今週のお悩み】
新しい情報にみんな早くて、いつも私が知るのは遅いです。早く情報を知る情報はないでしょうか?(よまたけ・広島県)



これに対して、宇多丸さんはまず、こう言ってる。


ちょっと待った!
「情報」って言うけどさ……。何の情報?


そして、玉石混交なインターネットの「情報」を
とにかくかき集めているのが「早い!」と思っているなら
ちょっと違うんじゃない?と投げかけた上で、こう続ける。


情報って、それ自体に価値があるわけじゃないでしょ。
それを「どう使うか」が重要なんであってさ。
その意味で、早い遅いだけを競うのはやっぱり、いわゆる「情報に踊らされている」状態ってことになるんじゃないかと思いますね。
ちなみに、僕の友人知人の「真・情報通」的な人たちはさ、当然のことながら、人があんまり読んでないような文
献に当たってたり、実際に現場に行って取材・体感してきてたり、ウェブを使うにしてもものすごーく能動的に、もちろん日本語圏以外の「インター」ネットを最大限活用してたりとか、ちゃんとそういうことをやってますよ。その上で、それに対する自分独自の考えというのもしっかり構築している。そのレベルで初めて、「情報が早い」とかなんとか言えるんでね。


この相談に限らず、宇多丸さんの回答は、
まず相談の前提から疑ってみることが多いのね。
そこに思い込みはない?
思考停止、してない?

「何回デートしたら付き合ってもいい」って、
それで「ちゃんと付き合う」ことになるかな?
結婚が切り札、みたいに思ってるのはいいのかな?

宇多丸さんの回答を読んで、たくさん発見をした。
逃げ恥の百合ちゃんが言う、
「呪い」が解けたような気持ちに、何度もなったの。

特に好きなのは、
「田舎だしアラフォーデブスだし出会いがありません。八方塞がりです……。」
という相談への宇多丸さんの回答。
※相談タイトルをクリックしていただくと、該当ページに飛ぶよ!
以下の言葉が大好きで、心の掛け軸にかけてるよ。


ポーカーで言えば僕らは、最初に配られたカードがあんまり良くなかった人たちなわけでしょ。
だったらどうするの?
手持ちのカードをベースに作れるマシな役をいくつか考えて、それが出来上がるまで、どんどんカードをめくっていくしかないわけでしょ?
最初はいわゆる「ブタ」だったかもしれないけどさ、何度かカード交換するうちにワンペアくらいは出来るかもしれないし、もっと頑張ればツーペアからスリーカード、上手く行けばフルハウスくらい狙えるかもしれないよ?
しかも、幸いなことにこのゲーム、寿命が続く限り何枚カードめくってもいいってことなんだからさ!


ぜひぜひ、全文を読んでみてね。

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私は、漫画とか本とか映画とかの体験が、薄っぺらいものとは思わない。自分の人生で経験できることなんて限られてるし、家にいたいけど新しい経験がしたい、って日もあるじゃんね。

自分は恋人がいないこととか、変に省みなくていいんだよ。今読んだ物語で幸せになった気持ちは本物なんだからさー。

ということで、きゃーという気持ちの補給が必要なときにおすすめの、高校が舞台の作品を紹介しますよん。

(以下ちょっとネタバレなんだけど。もはや新しい話じゃないから、まみちゃん許してね!)

この話も私は主役二人があまり好きでなくて、(ひねくれてるんだよ~ごめんよ~)、明らかに噛ませ犬なんだろうなあ…って感じの冬馬くんが、大好きなんだよね。

かわいいのにかっこよくて優しくてさ~、それでこんなに真っ直ぐ好きな気持ちをぶつけてくれるってさ~。天国か何かなのか!

私が高校生で冬馬くんと同じ学校にいたら、家にいるときは間違いなく彼の写真をにやにや眺め、妄想を広げていることだろう…。

最初、試し読みできるとこだけ読もう~と読み始めたのに、結局最後まで読んでしまったよね!だって冬馬くんが大好きだから!片思い不足の方に!






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