拝啓、まみ様

昔いった旅行のことを思い出しながら、ぼんやり記録を書いています。

カテゴリ:旅行 > オーストリア

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大晦日は外観だけだったシュテファン寺院。
旅行中これくらい青い空が見えたのは、この日だけでした。

この日は中も見学しました。

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うむ、荘厳。

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過去のパリ旅行では、
聖堂の中なども観光客がわさわさしていて、落ち着きませんでした。
冬は、天気が悪いからか?ウィーンはそこまでではありませんでした。
キリスト教に関する施設は、
静かなところでじっくり雰囲気を観たいな、と思います。
(本当は、もっとそろーりとお邪魔させていただくべきですよね・・・)

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晴れた日のウィーン、いいな。

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すごく、いいな。

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せっかく天気がいいので、少し散歩。

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現地人気分を楽しみました。

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この辺りで、私は藤井隆・乙葉夫妻が大好きで仕方ない話を
友人にしていたように思います。
藤井さんのプロポーズのときのエピソードを、熱心に紹介したり笑。
仲良しの夫婦のエピソードとか読むの、好きなんですよねえ。


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そしてまたしても、マーケットへ。ナッシュマルクト。
ベルリンのマーケットでも思ったけれど、
意外とエスニックな雰囲気のものが多いんですよね。

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例によって、その国のものでないのを食べる。
これはロシアの方が売っていたものですね。
ネパール料理のモモみたいなもの(名前を失念)。
中にお肉が入っておりました。

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食べ物がたくさん並んでいるところを見ると、
豊かな気持ちになりますね。
東日本大震災のとき、バイト先のケーキ屋の
ショーケースが空っぽだったことを思い出してしまい・・・。

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次に向かったのは、セセッション。
クリムトの大作、
『ベートーヴェン・フリーズ』を観ることができます。
ベルヴェデーレの作品も良かったのですが、
私はこれに衝撃を受けました。
クリムトが描くと、醜いもの・忌むべきものも
美しくて魅力的なんです。
壁画なので、見上げながら4つの面を鑑賞するんですが、
それがまた良かった。崇高で、息をのみます。

結構がしがし歩いたので、
甘いものを体が欲している!
ということで、カフェ「オーバーラー」に向かいました。

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りんごのチーズケーキみたいなの(名前覚えられないのばっかりだ)。
もちろんケーキはおいしかったのですが、
何よりも印象的だったのは、
どうやら現地在住の日本人だと思われる隣の席の方です。
熱心にPCで何かを書いていらっしゃる様子でした。

この日は雨で、ただでさえ座席がぎっしりと配置された店内は
混雑し、落ち着かない雰囲気でした。
「ちょっとゆっくりしにくいね」と友人と話していたところ、
突然隣の男性が一言、
「いつもこうではないんですけどね」。
そしてまた、画面に視線を戻す・・・。
男性の画面がちらりと見える席に座っていた友人いわく
「彼が書いているのは戯曲のようだった」。
純文学とか似合いそうな、
クラシックな眼鏡をかけた方でした。
小説みたいな1シーンだったな、なんか。

ちなみにこのあとでオペレッタを観に行ったので、
時系列がぐちゃぐちゃでございます。


ウィーン旅行記の続きです。

この日はまず、シェーンブルン宮殿に行きました。
ことりっぷによりますと、
18世紀にマリア・テレジアが完成させた宮殿であるとのこと。
部屋がたくさんあるので記憶に残りにくい場所です(こらこら)。
豪華な部屋を観ていくと、ちょっと優雅な気持ちになります。

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まずは、グロリエッテ(宮殿を見渡せる丘に建っている建物)の写真。
宿のお兄ちゃんが
「今の時期だとうまく見えるかわからないけど、
 丘をのぼっていって、グロリエッテの辺りから王宮を眺めると
 壮観だよ」と言っていたので、
雪積もる中、丘をこつこつのぼりました。

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そして、こちらがグロリエッテ辺りから撮影したシェーンブルン宮殿です。
寒々しいですね。

※この丘までのぼることに疲弊したため、
  「貴族っぽい観光地はもう満喫したから、
  王宮は行かなくていいよね」という話になったのですが、
  王宮には「世界で一番美しい図書館」があったんですね
  (立派なフレスコ画があるらしい)。
  ここに行かなかったことは後悔しています。。。涙

ヨーロッパ来た感を満喫したい方に、お薦めの観光地であります。

気を取り直して、この日第二の目的地、
ベルヴェデーレ宮殿について。

公式サイトの情報を読むに、
もともとは、オイゲン公なる人の夏の宮殿だったため
「宮殿」という名前であるようですね。
彼の死後、美術館になったようです。
上宮と下宮があるのですが、
お目当ては上宮のエゴン・シーレとクリムトの絵でした。

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購入したポストカードから・・・画風が伝わりますでしょうか?
左がシーレの絵で、右がクリムトの絵です。

おそらくクリムトの最も有名な絵画、『接吻』は
この美術館で観ることができます。
接吻は思ったより大きな絵で、暗めの一角に配置されていたので
きらきらした色が映えて、素敵でした。

この絵の前ではもう一つ、
みんながばしばし写真を撮るのに対して
係の方が「No photo! No photo!」と叫びまくっているのも
印象的でした。静かに観たいんですけど!
シャッター音うるさいよー!
あと、絵に貼られている金箔は普通の絵具よりフラッシュに弱いんだとしたら、
かなり問題ですよね・・・。

(よくない方向で話題になっていたイベントですが・・・)
東京デザインウィークで、
「美術館においてスマホのカメラで写真を撮ろうとすると、
 絵にモザイクのようなものがかかる」という技術を紹介している人がいました。
ああした技術が実用化されると、いいなあ。

そして、シーレについて。
私はこの画家を、韓国の映画監督キム・ギドクの作品『悪い男』で
知りました。



映画の中で、女の子が本屋においてある画集から、
シーレの絵のページを破って持ち帰ってしまう、というシーンがあるんです。
シーレの絵の持つ暗くて淫靡な感じが映画にぴったりで、印象に残っています。

美術館の中で特に好きだったのは『抱擁』という作品です
(前述の映画で女の子が破ったページに載っていたのは、
 どうやらこの絵のようです)。
彼の描く布のしわが、好きなんですよね。
布なのに、苦悩しているような雰囲気で。
ポストカードがあったらよかったのになあ。

映画も公開されたから、今後エゴン・シーレ人気が上がって
作品が日本に来たりしないかしら・・・と思っています。

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作品がわんさかあるので、へとへとになりました。

夕食は、ベルヴェデーレ宮殿付近にあったギリシャ料理のお店で。
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ギリシャ料理って初めて食べましたが、
さわやかな味つけで、おいしかったです。
しかもダンディな給仕さんが、ワインをサービスしてくれたので、
幸せな気持ちで新しい年を始めることができました。

今回の旅のプランを練る際に
ウィーンお薦めの見どころがないか、
Facebookで知人たちに尋ねてみました。

ドイツ語を勉強していた大学時代の先輩が
「ガウディが好きだったら、興味あるかも」と薦めてくれたのが、こちら。
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フンデルトヴァッサーハウス。です。

ことりっぷにある簡単な説明を引用します。
画家でもあるフンデルトヴァッサーは、
自然との共存をテーマに才能を発揮し、
強烈な色彩、奇抜なデザインにもかかわらず、
建物と植物と遊び心が一体となった
ユニークな作品が多い。

あとで彼の絵も調べてみたんですが、
建物よりもずっと激しい色使いの作品が多い印象でした。


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無機質な雰囲気の柱にタイルを入れるの、かわいいです。
彼の作品の写真集を買って初めて知ったのですが、
実は大阪にも彼の手がけた建物があるようです。

建物自体は私のツボ!で、とても楽しかったのですが、
もっと天気がいい日に観てみたかったなあ。
付属の(?)お土産屋さんには、
たそがれ時のフンデルトヴァッサーハウスや
白日の下のフンデルトヴァッサーハウスや
いろんなバリエーションのポストカードが売られておりましたよ。

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写真をさんざん撮ったら、お腹がすきました。

せっかくB&Bに泊まっているのだから、
宿のウィーンっ子(言いにくさ500点)においしいレストランを
教えてもらおうじゃないの!
ということで、この日は宿の人に教えてもらった店に行きました。

お店は、周りに何も観光地のない駅にありました
(地元民御用達って、そういうことですよね)。
※所在地など、詳細を発掘したら更新します!
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チョコみたいなピンクと、黒板色って愛称いいな。

そして気になる、注文したもの!
(誰も気になっていません)

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ウィーナーシュニッツェルおよび数種類の肉。
もっさりですね。これで2人分です。
何日分の栄養になるんだろうというボリュームです。
体育会の男子学生なら大喜びであろう。

そして!根っから甘党の私はこれがとても気に入りました!

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アプフェルシュトゥルーデル!

「アプフェル」はアップルの意味で、
アップルパイのようなお菓子です。
このお店の味付けは手づくりのほっこりする甘さで、
「ウィーンで育ってたら、
 おばあちゃんがこういうの作ってくれたのかも・・・」と妄想が捗りました。
一点残念だったのは、アプフェルシュトルーデルを
食べ始めた段階で、我々の満腹度は120%だった、ということです。

このお店、おすすめです。(詳細を出してからいいなさいな)
低めの声の、体形もふるまいもスマートな店員さんがいらっしゃいます。
あと、地元の人が大変薄着でした。
あ、あとあと。お土産に
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マンナーのウエハースをもらいました。
ヘーゼルナッツクリームがおいしいです。
比較的リーズナブルなウィーン土産といえば、これです。
私もこの旅行中、ばらまきみやげにぴったり!と言って
大量に購入しました。
そのうちのかなりの数を自分で食べました。

レストランの話に戻りますと、
量が多くて食べられなかった分の付け合わせのポテトは、
店員さんが包んでくれました。
ちなみに、このレストランがウィーンの最後の観光(?)だったので、
我々はそのポテトを飛行機に持ち込み(いいんか)
すっかり冷めきった状態で
経由地のロシアの空港で食べました。

今日は、字が多めになってしまいそうですが・・・
ウィーンで鑑賞したオペレッタの話を書きたいと思います!

まず、オペレッタとは?

私の読んだ本(の記憶)によると、
オペレッタはミュージカルとオペラの間に位置するもの、とのこと。
ミュージカルよりフォーマル、オペラよりカジュアル、といったところでしょうか。

当初、友人とは「オペラ観てみたいね」という話をしていたのですが、
あまり知識もないのにいきなりオペラに臨むのは、
ハードルが高すぎるのでは・・・と危惧したことから、
オペレッタを鑑賞することにしたのでした。

予約のこと

「不安要素は少ないほうがよかろう」ということで、
旅行に出る前に、インターネットで席を予約しました。

我々は、以下のサイトから予約しました(クリックすると、移動します)。
A&Aチケットオンライン
画面情報で、日本語に切り替えて
サイトを表示することもできるので、安心です(笑)。

■演目■
『メリー・ウィドウ』にしました。

私は中学高校と吹奏楽部員で、
よく自由曲で『メリー・ウィドウ』を演奏している学校がいたのです。
知っているメロディーがある演目のほうが楽しめるだろう、と思い
同行の友人からのOKも出たため、これに決定しました。

■会場■
フォルクスオーパーでした。
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■座席■
schema_1602

(画像は上記「A&Aチケットオンライン」のサイトより引用)

どこだとどれくらい見えるのかわからないので、
ほどほどによさそうな「カテゴリーIII」にしてみました。
我々の購入したときは、1名分で74ユーロでした
(クレジットカードで支払えます)。

ロビーでチケットを受け取って中に入ると
(上記サイトで予約すると、ロビー受け取りかホテルまで送ってもらうか、
チケットの受け取り方法が選べます)、
思ったより良く見える席で、ほくほくでした!

オペラグラスとか必要かな?と思いましたが、
我々の席ではなくてもよく見えました。
あると、衣装など細かいものがよく確認できたかもしれませんが、
細かいところを観ていると後述する字幕が追えないのです・・・。

ちなみに我々は、約2か月前にチケットを予約しました。

鑑賞中の注意(というか私の後悔)
まず、「ウィーンで初めてオペレッタを鑑賞するぞ!」という方にお伝えしたいのは、

英語の字幕、出てます!
 ということです。

劇が始まってすぐ、
「お、何を言っているかまったくわからぬぞ・・・!
 長時間観続けることは可能か・・・?」と不安に駆られました。

が、途中で舞台の情報に、英語の字幕が出ていることに気づきました。
(気づけてよかった・・・)

私は準備不足で、事前に話の筋を予習していなかったのですが、
あらすじくらいは確認しておいたほうがよかったなあ、と少し反省しました。

話の筋が事前にわかることで失われるものは、
少なくともこの演目に関してはあんまり多くないように思うので。

何はともあれめちゃめちゃ良かったです


大学ではオーケストラ部だったのに、
クラシックのコンサートだと時々眠くなっちゃう、私。
今回も、眠くなってしまわないか心配だったのですが、
まっったくそんなことなかったです。
ずっと楽しかったです

まずは、言わずもがな、歌が素敵。
pなのにこんなにのびやかに歌うことができるのか、と
目から鱗が落ちる思いでした。

そして、目で見ても楽しい。
衣装の色合いや演者の動き、さすが、計算されております。

音楽がお好きな方には本当にオススメです!

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念願のウィーンで年越しの様子をお届けします。

ここでもホットワインが売られております。
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このマグカップにワインが入っておりました。
ポイントは、キノコのかさのせいで
非常に飲みにくい、ということです。

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デメルのザッハトルテ。
路上で売られていました。
冬のウィーンはいつも天気が悪いのがつらかったですが、
冬ならではの楽しみもありましたよ!

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ウィーンで驚いたことは
無料の野外コンサートのレベルが非常に高かったことです。
ウィーンだからクラシック一辺倒なのかと思いきや、
ロックの時間もありました。

夫婦やカップルは音楽に合わせて踊ったり、歌ったり、
キスしたりしていました。
TSUTAYAで借りた漫画(しかも惡の華)を
一人ひっそり読んで正月を迎えたことのある私としては
まぶしすぎる光景でした。

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年越しの瞬間はシュテファン大聖堂付近におりました。
テンションの上がった若い男の子たちがジャンプするのをみました。
年が明けたら、それまでのクラシックから打って変わって、ダンサブルな音楽が流れ始めました。 シックな年明けになるかしら、と思ったら 案外テンション高めな(人たちに囲まれた)年明けになったのでした。

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