ぽんこつさんは旅に出る

昔いった旅行のことを思い出しながら、ぼんやり記録を書いています。

カテゴリ:旅行 > チェコ

チェコ旅行記、2日目です。

P1010050 早速、お昼ご飯です。
年末は観光シーズンだからなのでしょう、
時計台付近のレストランはどこもいっぱいで、
ようやく入れたレストランがここでした。

正確には、
多くの店員には「混雑してるから、あんたらは入れられないぜ」
風の態度をとられていましたが、
オーナーと思しき人になぜかテーブルに通してもらったのでした。

友人は「現場を知らないドラ息子って感じだね。
あとで他の店員さんは怒りそうだよねえ」
って言ってましたが、我々も客だし、許してほしい。


職場の先輩が
「チェコはお肉を似た料理がおいしいよ」と話していましたが、
まったくその通り!ほろほろで、幸せでした。
P1010048 お休みなんだし、昼からビールも飲んじゃう!

さて、プラハ城です。
この約2週間の旅行で、ほとんどの日の空が灰色でした。
お目当ては、ヴィート大聖堂。 P1010069
ミュシャの手掛けたステンドグラスがあるのです。

昔スイスでステンドグラスを見てから、
私はステンドグラスが大好きになりました。
ステンドグラスそのものもいいですし、
それに照らされる場の雰囲気も、いい。

帰り道、「黄金の小路」に軒を連ねる
Manufakturaというお店(例によってことりっぷが推薦している笑)で
ごっそりお土産を買いました。
ビールやワインが入っている
ハンドクリームや、リップバームが売られていて、
女性陣へ配るお土産にぴったりだったのです。
リップバームはねっとりチューブに入っていて、
特に冬場におすすめです(自分用にも買っちゃいました)。
潤う・・・。

P1010086 雪が降っていて寒かったのですが、
街の光とのコントラストが美しく、幸せでした。

このあと、写真はありませんが
ミュシャ美術館に行きました。
「片方は絵を観るのが好き。片方はそうでもない」
という組み合わせの2人組でヨーロッパを旅行すると、
どのくらい美術館に行くか、落としどころが難しい
(と思ってるのは、私だけでしょうか?)。

ミュシャの絵はわかりやすく美しいので、
絵に関心がない人でもきっと楽しめると思います。
友人も、きっと楽しんだと思います(と言い聞かせる)。

自分で絵を描くとき、模様や色遣いがきっと参考になると思ったので、
画集も購入しました。
ポストカードやカレンダーも売られていたので、
きれいな絵を観るのが好きな方へのお土産に、おすすめです。

P1010093 夜のカレル橋。
スリ多発ゾーンらしく、かなりきょろきょろしてしまいました。
P1010087 プラハの夜は、シックな黒で包まれるので素敵ですね。

本当はウィーンでオーケストラが聴きたかったのですが、
当然ウィーンフィルの予約など取れるはずもなく、
オーケストラはここプラハで、当日でも聴ける演奏会に行きました。

演目は(チェコということで!)、
ドヴォルザークの『新世界より』だったのですけれど・・・、
なんというか、「準備してないぜ!」感があまりに濃厚だったので
ちょっとがっかりしてしまいました。
プロがそんなにじっくり合わせられないのは
仕方ないことだと思うのですが、それが露骨というか。
P1010109 あと、エスカレーターが、速い。 

ベルリンからプラハへは、列車で移動しました。外国の駅や列車は、旅情をかきたてられる感じがして私は大好きです。テンションが下がる駅にまだ遭遇していないから、こんなことが言えるのかもしれないのですが。

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ベルリン中央駅のかっこよさにどきどきしていたのも束の間。
我々はばたばたと列車に乗り込んで(停車時間がわからないのですぐ乗らないと怖いのです)、早速空いていそうな座席をみつけました。大仰な荷物をたまたま居合わせた親切な日本人のおじさまたちに頭上の棚に乗せてもらおうとしていたら、「そこは私らの席ですよ」と言ってくる人々がいるじゃありませんか。

え、だめなのここ座れないの?

私たちは指定席じゃなくて自由席のチケットを買っていたので、どうやら指定席の人たちが来たらそちらが優先になるようだったのです(重要な情報だが、ふたしか)。

親切なおじさまにお礼をいい(&荷物を下ろしてもらい!)やむなく立ち上がって、通路に出た我々。
空いてる席がみつかるまでが…大変でした…。
空席を探しながら通路をずーっと歩いていたのですが、どこもいっぱい(なぜ自由席の切符を売っていたのか?というレベル)。

どんどん歩いていくと、ついに通路の反対側からご一行が!反対方向に行きたい車たちが顔を合わせ、どちらもバックもできず、一方方向の道がふさがるところを想像してください。そんな感じでした。さらに悪いことに、我々の後ろからも誰かが来る…。
正面には中国語を話す人、背後にはスペイン語を話す人、どちらも通りたいと言ってる(ぽい)けど、誰もひかないし、我々も動けないしーー!ひーーー!

…テレビだったら、来週に続いたと思うんですけどね。残念ながら、どうやってこの状況を脱したかは、覚えていません。
とにかく、すったもんだありながらも、なんとかボックス席に空きを2席見つけて、私たちは腰をおろしました。

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最初に同席したのは、中年の夫婦とおぼしき男女でした。
私と友人が話をしていると、マダムがいらいらしたオーラを放ってきます(なぜ!別に騒いでないじゃん!)。
そういう人に限って、自分が夫(らしき人)と話すときは、思いきりがいいんですけどねー。ふふふ(いらいらしない、いらいらしない)。仕方がないので、夫婦と一緒に乗っている間は静かにガイドブックを熟読する時間にしました。

夫婦がおりると、日もだいぶ陰っていて、景色はずいぶん表情を変えていました。全然都会じゃない、人はまばらにしか目につかないような、街。山や公園。駅のホームにいた、スクールバッグらしきものをしょった女の子、とそのお母さんとおぼしき人。

夕方の空気に包まれたそんな景色を見ていたら、小さい犬と親子(人間)が、ボックス席に乗り込んできました。指差し会話帳にチェコは犬が多いと書いてあったけど、早速会えるとは。
会話帳を見ながら、チェコ語でかわいい、と言ってみました。
最初は「?」という顔をされたけど、何回か同じ単語をぼそぼそ発音してみたら、「ああ、かわいいっていってんのね」みたいな感じで、お嬢さん(小学生くらい)が笑ってくれました。

チェコ語の指差し会話帳を会話のために使ったのはおそらくここだけでしたが(挨拶とかはあちこちで使用)、本来話なんてしなかった、できなかったであろう人と意思疏通ができることは、何にも代えがたく嬉しいことだと私は思うのです。このあと、話が盛り上がり…ということはなかったけど、でも。



世界遺産や観光地も好きだけど、楽しかったけど、印象に残ってるのは旅先で会った人と話したことだったり、するんですよね。

それは、会話というのは間違いなく私のオリジナルの思い出だからなのかなと、最近思ったりします。
例えばマチュピチュ。いろんな人が行って一番よかった観光地として挙げているので大変心苦しいのですが…、私はそこまで感動できませんでした。
友達のFacebookとか、他の人の旅行ブログとか、そんなところにあった写真で何度も予習をしていたからだと思います(そういうのを見なかったら…心持ちは変わっていたんでしょうか。もちろん実際にいってみてわかったことも、たくさんあったのですけど)。
それよりも、ペルー旅行では、帰りの飛行機で横になったおばあちゃんと話したこととか、道で話しかけてきた少年のことの方が、印象に残っています。
会話は予習できないし、心の準備もできません。私だけのもの。そこが、いいです。

そんなこんなでプラハに着くと、駅は少し暗くてしーんとしていて、倉庫みたいな印象でした。私は、この駅が好きだと思いました。
駅にあったエレベーターは手動で、これもまた新鮮でした。レバーをまわすと、動きます。

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新婚旅行でプラハを訪れた友達が、「駅の地下通路にピザ屋があったけど、衛生的に不安すぎて絶対に食べられなかった」と話していましたが、私はピザ屋をみつけた瞬間にうきうきして買っていました。育ちの違いというやつですね。
件の友達には、このことを言えていません。

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