私は一時期、凶悪犯罪にものすごく興味があったのね。なんだろう。人間ってこんなに怖いんだなって、どんどん深淵がのぞきこみたくなってしまって…。
怖すぎて、買った本は売ってしまったものが多いんだけど。

今日は、怖い…でも面白い…な本を紹介しますね!

■悪の教典 
 

一時期、サイコパス、ってよく話題になったよね。
他の人の考えていることはわからないし、基本的にコミュニケーションは失敗するものだと自分に言い聞かせているけれど…こんなにも違う人がいるのか、と、背筋が凍る。

生徒といい仲になった(ように見える)ところも、うすら恐ろしい。


■バトル・ロワイアル


生徒が殺しあう、ってことばかりが話題になった本だよね。もちろん、この設定のドライブありきの本ではあるわけです。

でも、ただそれだけじゃ、こんなに話題にならない。クラスの何人もの生徒を細かく細かく描写しているところ、仲のいい生徒たちの微妙な書き分け、心の交流、そういうところが丁寧で面白い。だから、だれかがいなくなってしまったときや裏切られてしまったとき、衝撃が大きい。

ただ、残酷描写はやっぱり多いので、そういうのが苦手だったら注意してね。夜は読まない方がいいかも…。


■悪童日記


世界大戦まっただなか、都会を出て、ひなびた場所に住むおばあちゃんの家に預けられた双子。生き延びるために、心揺れないための訓練を自主的に行っていく。




シンプルな装飾のない文で淡々と書かれた小説(その理由も、あとでわかる)。

三部作で、どれも面白いのだけれど、文体の斬新さや結末の意外さで、私はこれが一番だと思ってる。