ぽんこつさんは旅に出る

昔いった旅行のことを思い出しながら、ぼんやり記録を書いています。

2019年05月

私は一時期、凶悪犯罪にものすごく興味があったのね。なんだろう。人間ってこんなに怖いんだなって、どんどん深淵がのぞきこみたくなってしまって…。
怖すぎて、買った本は売ってしまったものが多いんだけど。

今日は、怖い…でも面白い…な本を紹介しますね!

■悪の教典 
 

一時期、サイコパス、ってよく話題になったよね。
他の人の考えていることはわからないし、基本的にコミュニケーションは失敗するものだと自分に言い聞かせているけれど…こんなにも違う人がいるのか、と、背筋が凍る。

生徒といい仲になった(ように見える)ところも、うすら恐ろしい。


■バトル・ロワイアル


生徒が殺しあう、ってことばかりが話題になった本だよね。もちろん、この設定のドライブありきの本ではあるわけです。

でも、ただそれだけじゃ、こんなに話題にならない。クラスの何人もの生徒を細かく細かく描写しているところ、仲のいい生徒たちの微妙な書き分け、心の交流、そういうところが丁寧で面白い。だから、だれかがいなくなってしまったときや裏切られてしまったとき、衝撃が大きい。

ただ、残酷描写はやっぱり多いので、そういうのが苦手だったら注意してね。夜は読まない方がいいかも…。


■悪童日記


世界大戦まっただなか、都会を出て、ひなびた場所に住むおばあちゃんの家に預けられた双子。生き延びるために、心揺れないための訓練を自主的に行っていく。




シンプルな装飾のない文で淡々と書かれた小説(その理由も、あとでわかる)。

三部作で、どれも面白いのだけれど、文体の斬新さや結末の意外さで、私はこれが一番だと思ってる。


一日に一つなにか新しいことを、とある映画で聞いた。もし今日何もなかったような気がしたなら、すぐ読み終えられる漫画を読んでみるのもいいかも。

 
1階に大家のおばあさん、2階にトホホな芸人の僕(カラテカ・矢部太郎)。  一緒に旅行するほど仲良くなった不思議な「2人暮らし」の日々は、  もはや「家族」! ? 
世代の違う友達というのは、いい。でもそれが成立するのは、互いに相手のことを聞こうとしていて、この人は面白そうだぞ、と全うな期待を持っているとき、だけじゃないかな。
どちらかが「経験がないから」とか「年寄りだから」とか、見くびってしまったら、それは相手に伝わると思う。

尊重して、面白がりあう、二人の関係が素敵。

"自分の名前が言えない"大島志乃。 そんな彼女にも、高校に入って初めての友達が出来た。 ぎこちなさ100%コミュニケーションが始まるーー。 いつも後から遅れて浮かぶ、ぴったりな言葉。 さて、青春は不器用なヤツにも光り輝く……のか?

押見さんの描く漫画は、とにかく人物の表情がいい。「泣く」一つとってもすごい。かわいい女の子ががんがん顔を崩す。だから説得力があるし、心の痛みが伝わってくる気がする。 押見さん自身も後書きで書かれていますが、「吃音」漫画に留まらない、普遍的な物語です。勇気を振り絞ったことのある人、勇気を振り絞りたいと思ってる人、みんなに響く物語のはず。



くずざんぽー!(ブータンで話されているゾンカ語で、こんにちは、です)
2016年の8月13日から19日まで、ブータンに行ったのでその記録です。今日の記事は、プロローグ的なやつです。

【ブータンに行った経緯】
元々キューバに行こうとしていた、職場の後輩と私。
しかしそのうちの一人が、2016の夏はブータン観光の費用が外交関係樹立何周年だかで安くなるから、ブータンにしないかと提案。

詳細はここ(ブータン政府観光局のページに飛びます)

みんな、賛成しました(中南米行くと高いし)。

ちなみに我々はツアーでいきましたが、最終的にツアー料金は7日間で30万くらいでした。
本来の料金からどのくらいお得なのかは、あんまりよくわかりません…(情報弱者)。

【この時期の服装の問題について】
この前の年にペルーに行ったのですが、予想外に寒かったので、「山近辺は寒いもんだ」と考え、寒いつもりでいきました。
が、結構暑かったです。
私は毎日七分袖のTシャツを着ていましたが、それで暑い感じ。過ごせないほどではなかったですけども。
ただ、お寺に入るときは襟のある服が望ましいようなので、半袖のTシャツだけだと不足かもです。

あと予想以上に雨が降った(すぐやむけど)ので、レインコートは持っていってよかったです。

image←タイ
タイの空港の待合室(?)にある椅子には、お坊さん優先のマークがついております。

image←機内食
機内食あるある 炭水化物が多い。超多い。

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タイから飛行機を乗り換えて、ドゥルクエアーに。
ん、パンが積まれている…?
(そしてその後このパンは機内食として登場)

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空港から国王夫婦!いえい!

次の記事からブータン旅行の記録を書いていきます!

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例えば、まみちゃんを平気でバカにしたり、軽んじたことを言ったりする家族が、いるとしたらね。
私は、その家族を好きでいないで、いいと思っちゃう。

そういうことをする人には大きく分けて二種類いると思うのね。

一種類めは、家族とか他人とか関係なく、とにかく人を落とすことで自分を傷つけないようにしている人。
こういう人は、わかりやすい。周りの人も、同情してくれる。

もう一種類は、家族は大きな意味で自分の一部と考えて、謙遜として低く評価する人
私の娘なんだからそんなにできるはずがないとか、言っちゃう人ね。

こういうケースの方が、厄介。

たしかに、親の得意なことや不得意なことを引き継ぐこともあるかもしれないし、長く一緒にいたら親の価値観が刷り込まれたりするとは思う。

でも、小説家の親がみんな小説家かって言ったら、そうじゃないはず。

持ってる能力は、親と同じじゃない。
興味があることも。どんな経験をしてきたかも、大きくなれば親と共有することが減ってくる。

「そうは言っても愛情の裏がえしだよ」って、言ってくる人は結構多い。

それなら、まっすぐ誉めてほしくない?いくら裏に愛情があっても、表面上はこけにされると自信なんて簡単になくなっちゃうじゃん。

私は、親しくても、家族でも、「ウチ」に入れずにさ、誉めた方が気持ちいいし幸せになれるって、思うんだよね。 

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私ね、人生相談を聞いたり読んだりするのが好き。
最近聴けてないけれど、『生活は踊る』という番組内の人生相談コーナーも、大好き。前身の番組から聴いてる。

人の悩みは尽きることがないから、飽きない。私と同じような悩みなら、生きやすい価値観がもらえたりするし、違う悩みなら、他の人のことを考えるヒントになる。
もちろん、相談に乗る人の器ありき、だけど。

ということで、「こんな器の人には相談しちゃうよね!しちゃうしちゃう!」と私が思っている人生相談の連載を、紹介するね。今日はその一(続くのかな?)。

RHYMESTER宇多丸さんの人生相談!

連載が掲載されているのは、女子部JAPANというサイト。
毎週土曜日に更新されてるのね。

宇多丸さんは、ラッパーでありながら、映画評論やアイドル研究(?)など、
多方面に詳しい方。
でも、宇多丸さんの魅力は、それだけじゃない。
「思考停止になっていない」ところ、目を開かせてくれるところだと、思うの。

例えばこんな相談があったのね。

==以下、斜体はこちらのページ(女子部JAPAN)からの引用。==

【今週のお悩み】
新しい情報にみんな早くて、いつも私が知るのは遅いです。早く情報を知る情報はないでしょうか?(よまたけ・広島県)



これに対して、宇多丸さんはまず、こう言ってる。


ちょっと待った!
「情報」って言うけどさ……。何の情報?


そして、玉石混交なインターネットの「情報」を
とにかくかき集めているのが「早い!」と思っているなら
ちょっと違うんじゃない?と投げかけた上で、こう続ける。


情報って、それ自体に価値があるわけじゃないでしょ。
それを「どう使うか」が重要なんであってさ。
その意味で、早い遅いだけを競うのはやっぱり、いわゆる「情報に踊らされている」状態ってことになるんじゃないかと思いますね。
ちなみに、僕の友人知人の「真・情報通」的な人たちはさ、当然のことながら、人があんまり読んでないような文
献に当たってたり、実際に現場に行って取材・体感してきてたり、ウェブを使うにしてもものすごーく能動的に、もちろん日本語圏以外の「インター」ネットを最大限活用してたりとか、ちゃんとそういうことをやってますよ。その上で、それに対する自分独自の考えというのもしっかり構築している。そのレベルで初めて、「情報が早い」とかなんとか言えるんでね。


この相談に限らず、宇多丸さんの回答は、
まず相談の前提から疑ってみることが多いのね。
そこに思い込みはない?
思考停止、してない?

「何回デートしたら付き合ってもいい」って、
それで「ちゃんと付き合う」ことになるかな?
結婚が切り札、みたいに思ってるのはいいのかな?

宇多丸さんの回答を読んで、たくさん発見をした。
逃げ恥の百合ちゃんが言う、
「呪い」が解けたような気持ちに、何度もなったの。

特に好きなのは、
「田舎だしアラフォーデブスだし出会いがありません。八方塞がりです……。」
という相談への宇多丸さんの回答。
※相談タイトルをクリックしていただくと、該当ページに飛ぶよ!
以下の言葉が大好きで、心の掛け軸にかけてるよ。


ポーカーで言えば僕らは、最初に配られたカードがあんまり良くなかった人たちなわけでしょ。
だったらどうするの?
手持ちのカードをベースに作れるマシな役をいくつか考えて、それが出来上がるまで、どんどんカードをめくっていくしかないわけでしょ?
最初はいわゆる「ブタ」だったかもしれないけどさ、何度かカード交換するうちにワンペアくらいは出来るかもしれないし、もっと頑張ればツーペアからスリーカード、上手く行けばフルハウスくらい狙えるかもしれないよ?
しかも、幸いなことにこのゲーム、寿命が続く限り何枚カードめくってもいいってことなんだからさ!


ぜひぜひ、全文を読んでみてね。

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