私は海外旅行が大好き!ニュースとか写真で見てるだけだと、「ほんとにこんな場所あるのかな?」って思ってたところが、知らないことばで人々が話している場所が、存在していることを確かめるのが面白くって。パラレルワールドに行くみたいな気持ち。話をするのも、パラレルワールドの住人と接触するみたいな感じ。向こうにとっては、私がパラレルワールドの人間だろうね。

さて!旅行にいけないときに気分だけ盛り上げる、たかのてるこさんの本を紹介するよ~。
 
ガンジス河でバタフライ (幻冬舎文庫)

たかの てるこ 幻冬舎 2002-03-01
売り上げランキング : 31708
by ヨメレバ

20歳にして、長年夢見ていたひとり旅に出たてるこ。極端な小心者だからこそ、五感をフルに稼働させて、現地の人とグッと仲良くなっていく。インドでは聖なる河ガンジスを夢中に泳ぎ、ぶつかってしまった人に謝ると、なんと流れゆく死体だった…。ハチャメチャな行動力とみずみずしい感性が大反響を呼んだ、爆笑紀行エッセイ第一弾。
たぶん、たかのさんの著作で一番有名な本。もっと早く読んでいたらよかったな。そうしたら、ホーリーのこと(めちゃ愉快そうなお祭り。詳しくは本文で)早く知ることができたのに! 
わからないことを、何かを読むとかじゃなくって、周りの人とコミュニケーションを取りながら解決していくところが、彼女の本の面白いところだと思う。 
例えば、手でカレーを食べる方法を、彼女は周りの人たちから教わる。あんまりおいしくないなあ、って思っても、ペースを乱されても、そうしてたかのさんは前に進んで、カレーもおいしいような気がして、なんて素敵な旅なんだ!とページの向こう側でも何かもらった気持ちになる。


純情ヨーロッパ 呑んで、祈って、脱いでみて 西欧&北欧編

たかの てるこ ダイヤモンド・ビッグ社 2016-10-01
売り上げランキング : 80385
by ヨメレバ

  「人生最大の冒険」に出るつもりで、18年勤めた会社を辞め、  欧州21ヵ国をめぐる、2ヵ月間・15000キロの鉄道旅に出た、てるこ。 
正直、「お高くとまってキザなイメージ」の欧州が超苦手だったものの、  意外や意外! 気取らず自然体で、純情なヨーロッパの人たち。  
ヌーディスト・ビーチでは裸のつき合い、  〈奇跡の聖地〉の夜のろうそくミサで祈り、  旅先で意気投合した人と食べ、呑み、語り、笑い合うにつれ  「自分が自分であること」に居心地よくなっていく、究極のヒーリング旅! 
各国でテーマを決める(処女だったのに国際結婚した友人に迫るとか、ミニスカートのおばあちゃんを激写する)って旅のスタイルも面白いんだけど、とにかく要素がてんこ盛りで、ぐいぐい読ませられる!

性欲を独占することに疑問を抱き、トラウマを植え付けた人間を許したことを語り、長らく離散していた家族の再会に立ち会い…。明るくて楽しいのに、時にはしんみり心の深いところにも触れられるようなたかのさんの人柄と文才にただ脱帽。